こんにちは!今回は、ドラッグストアの面接に受かるために知っておきたいコツや、採用面接でよく聞かれる質問に対する対策を解説します。私自身がこれまでパート、アルバイトの採用面接を実際に担当してきた経験から、中学生でも理解できるよう、優しい言葉で説明しますので、ぜひ参考にしてください!
ドラッグストアの採用面接に受かるためのポイント
ドラッグストアの面接は、初めての人でも安心して臨めるよう、事前にしっかりと準備することが重要です。面接の流れや面接官の質問意図を理解することで、余裕を持って臨むことができます。
(何事においてもそうですが準備をしておくことが何よりも大切です!準備さえしておけば想定外の事が起きた時にも落ち着いて対応する事が出来るようになります!仕事においても同じことが言えます。)
面接の流れと時間
ドラッグストアの面接は通常、20〜30分程度です。面接の最後には、面接官に質問できる時間もありますので、あらかじめ質問を用意しておくと良いでしょう。 (ここでは後々実際に働くうえで不安に思う事、気になる事を用意しておくと良いでしょう)以下の流れで進行します。
面接の流れ
- 自己紹介
- 面接官からの質問
- 応募者からの質問
面接にかかる時間
面接全体はおおよそ20〜30分ですが、会社や店舗によって多少の違いがあります。質問時間も含めて、リラックスして臨みましょう。(ただしパート、アルバイトの面接時間と正社員の面接と比べた場合正社員の面接の方が若干長いこともあります)
面接時の服装と身だしなみのポイント
面接時の服装や身だしなみは、第一印象に大きく影響します。
清潔感を意識した服装
髪の毛を整え、シンプルで清潔感のある服装を心がけましょう。スーツが理想的ですが、持っていない場合は清潔感のある服装を選ぶことで、面接官に好印象を与えられます。
細かい身だしなみのチェック
靴が汚れていないか、爪がきちんと整えられているかなど、細かいところにも注意が必要です。(いっけん見落としがちですが、足元はよく見られます。汚れていたり、傷んでいる様なものは避けましょう)
持ち物チェックリスト
面接当日には、以下の持ち物を忘れずに持参しましょう。
必須アイテム
- 履歴書 (ほとんどの面接で事前に用意していただくよう言われると思いますが、稀に言われない場合もあるので必ず用意しましょう。手書きのほうが好印象です。)
- 筆記用具 (使いやすい普通のボールペンは持っていた方が良いでしょう。キャラクター物は避けた方が無難でしょう)
- メモ帳 (面接時のメモを取る事で、聞いている真剣さをアピールできます。)
- ハンカチとティッシュ
- 携帯電話 (万が一の場合すぐに連絡が出来るようにしましょう。)
これらをしっかりと準備しておけば、落ち着いて面接に臨むことができます。
自己紹介のコツ
自己紹介が重要なポイントになります。簡潔でわかりやすい自己紹介を準備し、面接官に良い印象を与えましょう。
自己紹介で伝えるべきこと
- 名前と年齢を述べる
- ドラッグストアで活かせるスキルや経験を簡単に紹介する (接客業や小売業の経験が少しでもあるのであればそこを上手にアピールしましょう)
- 志望動機を短くまとめる (ここが非常に重要なアピールポイントです。本音では家から近いから、などがあるかもしれません。しかしながらそれを面接官が聞くと仕事に対しての熱意は無いのではないかと思われてしまいます。前向きな仕事に対する思いを伝える様にすると良いでしょう)
具体的なエピソードを交えながら話すと、面接官に強く印象付けることができます。
人材を見抜く採用面接質問事項
ドラッグストアの面接では、面接官が応募者の人材を見抜くために、いくつかの定番の質問がされます。以下のような質問に対して、あらかじめ答えを準備しておくとスムーズに答えることができます。
よくある質問例
- 志望動機:「ドラッグストアで働きたい理由は?」 (ここは大事なところで働くうえで仕事をする信念ややりがいの様なものはあった方が絶対に良いでしょう)
- 前職の退職理由:「以前の仕事を辞めた理由は?」 (正直に答える方が良いですが、あまり長々と後ろ向きな事を言わず、手短に理由を伝え、次のことに前向きに行動している事を強調しましょう)
- 接客経験:「お客様対応の経験はありますか?」 (未経験よりは少しでもあった方が断然有利となります。もしも仮に未経験だとしても人と話す事が好きとか、は強みになるでしょう)
- ストレス対処法:「ストレスを感じた時にどう対処しますか?」 (接客業というのは色々なお客様と接する事になります、ですので嫌な思いをする事もたくさんあります。その様なストレス状況の中どうやって気分転換するか?嫌な事があっても引きずらずに切り替えが出来るか?すぐに顔や態度に出さないかが重要になります)
- チームワークの考え方:「協力して仕事をする際に大切なことは?」 (お店はチームです。日々膨大な作業を割り振りして協力してこなしていきます。その為チームワークは大事になります。シフトにせよ、日々の作業の割り当てに不満ばかり言ったり、わがままな人は不適格と判断されます)
- 登録販売者の資格の有無、資格取得の意思:「登録販売者の資格の取得意思、ご興味ありますか?」 (ドラッグストアで働く以上この資格がある無しは非常に大きな差になります。ドラッグストアは登録販売者が勤務していないと一番重要な医薬品を販売出来ないのです。しかも今、登録販売者は非常に不足しています。どこの企業も資格者確保に躍起になっています。その様な状況でこの資格取得に前向きな人や興味がある人は採用されやすくなるでしょう)
これらの質問に対する答えを準備し、面接官に自分がドラッグストアで活躍できる理由を伝えることが大切です。
中途採用ならではの質問事項
中途採用者向けには、仕事経験に基づいた質問もよくされます。以下の質問に備えておきましょう
中途採用でよく聞かれる質問
- 前職での具体的な成果:「前の仕事で達成したことは何ですか?」 (ここは非常に大きなアピールポイントになりますので、なるべく具体的に熱意と自信を持って伝えましょう! 例:レジ打ちは正確で速いと店長に認められていました。 品出しは正確で早いといつも褒められていました。 化粧品の接客販売は得意で表彰されました。接客が素晴らしいとお客様からお褒めの言葉をいただきました。等々)
- 転職理由の詳細:「なぜ転職を考えたのですか?」 (退職理由と同様に非常によく聞かれます。あまり以前勤めていた職場を悪く言い過ぎるのは控えましょう。誠実に淡々とお伝えする方が良いでしょう。)
- 即戦力としての強み:「ドラッグストアで即戦力になるスキルは何ですか?」 (ここも前職での成果と同様にご自身の得意を具体的にアピールしてください。 例:とにかく体力には自信があり力仕事の品出しには自信あります。 化粧品が好きなので化粧品の接客を頑張ってみたいです。 販売に自信があるので販売を頑張ってみたいです。 等々)
これらの質問に対しては、自分の実績やスキルを具体的なエピソードで説明することがポイントです。
面接後のフォローアップも忘れずに!
面接後には、感謝の気持ちを伝えるフォローアップも重要です。フォローアップをしっかり行うことで、面接官に好印象を残すことができます。以下の手順で対応しましょう。
お礼メールの送信
- お礼メールを面接後24時間以内に送る(明確な宛先がある場合は送った方が良いでしょう、ですが、面接の最後に「本日は貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。」と笑顔で挨拶をするだけでも十分でしょう)
結果確認のタイミング
- 結果確認は、面接から1週間以上経っても連絡がない場合には、問い合わせても問題ないでしょう。
ドラックストアの採用面接で合格する為に!
ドラッグストアの面接で成功するためには、次の3つのポイントを押さえておくことが重要です。
- きちんと挨拶をすること (挨拶は社会人の基本中の基本ですきちんと出来て当たり前です。ですがそれがきちんと出来ない人が意外と多いのに驚きを感じます。)
- 表情は豊かに笑顔を大切にすること (笑顔は非常に大事なポイントになります。接客業では特に大切なポイントです)
- しっかりと準備すること
- 自信を持って面接に臨むこと (自信というのは自分自身の事を信じてあげることです!)
- 誠実に答えること (嘘やあいまいな回答はせず、知ったかぶりもしない)
面接では、あなたの人間性や仕事に対する姿勢も見られています。リラックスして、自分らしさを発揮できるように頑張りましょう!
最後に、採用面接で避けるべき振る舞い
面接には本当にこんな調子で来るの?え?こんな非常識な人が?というような方がよくおられます。本当にびっくりします。ですのでこのような立ち振る舞いや出で立ちでの採用面接には絶対に臨まないでください。まず100%落とされますので以下のようなことは絶対に避けましょう。
悪印象を与える振る舞い例
- 挨拶がまったく出来ない
- 敬語が使えていない、ぶっきらぼうな話し方
- 表情が無表情で、全く笑顔がない
- 清潔感がまるでない、髪がボサボサ、フケが浮いている、お風呂に入っていない臭いがする。
- 服装がだらしない、(部屋着の様な服装で面接に来られる方も過去にいました)
- こちらの話を聞かず自分の話ばかりする(会話のキャッチボールがまるで出来ない人もいます)
- なぜかもう働けると思い込んでいる (ご自身に余程自信があるのか、焦っているのか、いつからお店に出勤出来ますか?など聞いてこられる方もいました)
- なぜか上から目線 (言葉一つ一つがなぜか偉そうで上からの方もいました)
面接官も人間です。多少は個人の感情も入りますので、まずは面接官に最低限嫌われそうなことはしないようにしましょう。採用面接はその企業とのお見合いの様なものです。お互いが好印象になり条件に問題がなくて、初めて採用となりますのでとにかく最後まで気を抜かず面接に臨んでください。
最後に、このガイドを参考に、ドラッグストアの面接で採用されることを心から願っています!
以上参考になれば幸いです。(´▽`)
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