はじめに
仕事でのミスは誰にでも起こるものです。特に、少ない人員でお店を回している忙しいドラッグストアの現場では、誤発注やお客様への対応ミスなど、避けられないトラブルがたくさんあります。
この記事では、私が実際に体験した大きな失敗と、それをどう解決したかをお話しします。そして、ミスから立ち直るためのコツもお伝えします。失敗して落ち込んでいるアナタに、少しでも勇気を届けられたらと思います。
仕事のミスで生きた心地がしない…そんな時どうする?
仕事で大きなミスをした時、心臓がドキドキして「生きた心地がしない」と感じた経験はありませんか?私も何度もそういう瞬間を味わいました。本当にもう「終わった…。」と思いますよね。
そんな時、まず大切なのは「冷静さを取り戻す」ことです。以下のステップを試してみてください♪
- 深呼吸をして気持ちを落ち着ける
慌ててしまうと判断力が鈍ります。深呼吸を数回繰り返し、気持ちを少しでも落ち着けましょう。これは、私流ですが、この深呼吸を鼻から空気をゆっくりと大きく深く吸い込み口から吐き出します。その方が脳を早く落ち着かせますのでぜひ試してみてくださいね。 - 状況を整理して優先順位を決める
何が原因でミスが起きたのか、どうすれば修正できるのかを考えます。最初に今何をすべきかを一つ選び、それに集中しましょう。焦ってあれこれ考えながらだと、新たなミスを引き起こして、余計に時間を消費してしまいます。 - 早めに上司や同僚に相談する
一人で抱え込むと、解決が難しくなります。自分一人で解決が困難と判断したら、なるべく早く周りのサポートを得ることで、問題をスムーズに解決できることが多いです。(とは言え失敗を上司に報告することはとても怖いですよね…。でもそこは開き直って、問題の早期解決が最優先と考えて思い切って相談しましょう)
私が仕事でやらかした大失敗エピソード
誤発注による大量仕入れ
失敗内容
ある日、発注端末の操作を誤って、通常の10倍以上の商品を発注してしまいました。自店ではとても販売しきれない量で、倉庫も在庫でいっぱいになってしまいました…。
解決方法
- 上司に相談しバイヤーから取引先に交渉してもらい、返品対応をお願いしました。
- 近隣の店舗に可能な限り、在庫を引き受けてもらい過剰な在庫の売り減らしに協力してもらいました。
防止策
- 発注データを送信前に必ず発注数を確認するルールを徹底。
- シーズン品など過剰になり過ぎたら困る商品に関しては自分以外の人に発注数量を確認を依頼。
閉店後の警備セット忘れ
失敗内容
閉店作業が忙しく、防犯システムのセットを忘れて帰宅してしまいました。翌朝、警備会社から連絡が入り、店舗が無防備状態になる恐れがあったことを知りました。
解決方法
- 警備会社と上司に報告と謝罪し、店舗の無事を確認。(後々報告書という名の反省文を提出…)
- 警備セット忘れの件と原因を店内で共有し、再発防止策を話し合いました。
防止策
- 閉店作業用のチェックリストを作成。
- リストに沿って声に出して指さし確認を行いながらの退店を行うなど具体的な防止策を実施。
お客様の注文商品の発注忘れ
失敗内容
日々の忙しい業務の中で、お客様に頼まれた商品を発注するのを忘れてしまいました。お客様が来店された際に発注漏れが発覚し、大変ご迷惑をかけてしまいました。
解決方法
- すぐにお客様に謝罪し、近隣の在庫を持っている店舗にその商品を貰いに行きその日中にお客様の手に届くようにしました。
- 近隣の店舗でその商品の取り扱いが無く、どうにもならない場合は、とにかく正直に全てをお客様にお話しし、丁重に謝罪をし、お客様に再度発注をして入荷をお待ちいただけるか、もしくは、キャンセルになるかの判断を聞いて、もしもキャンセルならば、近隣の競合店にお客様の注文の商品がないかを電話で確認して結果をお客様にお伝えしました。
- 謝罪後、とにかく今そのお客様の為に出来る事の最善を尽くし、結果はどうであれ誠意をもって償いの気持ちを伝える事が大切です。
防止策
- 発注依頼は専用ノートに記録し、店舗スタッフ全員で共有。
- 発注の依頼を受けた際にはとにかくその発注を最優先に行う事。自身でそれが出来なければ他のスタッフにお願いをし、必ず発注の確認を自分の目でする。
- どうしても発注が後回しなる場合はメモを作成し、誰の目にも留まる所にメモを貼る。
仕事での大失敗から立ち直るメンタル術
仕事で大きなミスをした時、心が折れそうになることもありますよね…。でも、ミスを引きずっていては次の仕事に支障をきたします。以下の方法でメンタルを立て直しましょう。
- 自己反省はするが、過度な自己批判を避ける
ミスを反省するのは大切ですが、「自分はダメだ」と責めすぎるのは逆効果です。ミスを冷静に分析し、次にどう活かすかを考えましょう。 - 「失敗は成長のチャンス」と捉える
ミスから得られる教訓は多いです。今回の経験を未来に活かせば、同じミスを繰り返さない自分に成長できます。 - 周囲のサポートを受ける
同僚や上司にアドバイスを求めたり、励ましを受けることで気持ちが楽になります。一人で抱え込まず、周囲を頼りましょう。(辛いことは人に話すだけで不思議と心は軽くなります)
まとめ
仕事でのミスは避けられませんが、それをどう解決し、立ち直るかが重要です。
ミスを恐れず、冷静に対応し、次に活かす姿勢を持つことが成功への道です。この記事が、あなたの参考になれば幸いです。
失敗して落ち込む日もあるかもしれませんが、明日はまた新しい一日です。ぜひこの記事の内容を試して、前向きに進んでいきましょう!(´▽`)
やまの小話
今回のお話しはいかがでしたでしょうか?(^^;
私はドラッグストアの店長としても、1スタッフとしてもかなりの大ベテランなのですが…。恥ずかしながら、失敗はいまだにたくさんしています。小さな失敗なら、おそらく毎日していることでしょう…。(*´Д`)
正直、小さな失敗はここでは伝えきれないくらいたくさんしています…。大ベテランだからこそ失敗なんてしていけないという重いプレッシャーもあるので失敗をしてしまった時の落ち込みはハンパないですね…。(涙)
ただ小さな失敗は人間である以上どうしてもあり得る事ですし、その失敗の後の行動が一番大事だと思います。いかにその失敗の傷口を広げないか、小さな失敗を致命傷にならないようにする事、それが大事です。
それと失敗が多い分、失敗して落ち込んでいる人の心の痛みを解ってあげられることも出来るので、決して失敗は無駄な経験ではないのです。仲間が失敗していたら自分も同じ経験をしたと励ましてあげたり、その後の対処法もたくさん知っているので、失敗の数だけ仲間を励ましたり助けてあげられるのはとても良いことですよね(笑)
失敗は決して自慢できることではないけど、自分も成長できるし、人にも優しくなれます。人に優しくすればいつかそれは自分に還ってくるし、自分が励まされたら、その分、他の誰かをたくさん励ましてあげられたいいですよね♪
ただ、世の中には自分の失敗を棚に上げて人を責めるような人も居ます。そういうことをすると何気にそれはいずれ自分に還って来てしまうので、そーゆう事はしないように気を付けたいですよね(^^;
もしも、今まさに失敗して悩んでいる人が居たら、大ベテランの私でも過去に大きな失敗を何度もして、それでも今なんとかやっていけてるので、きっと大丈夫ですよ♪
なるべく早く元気を取り戻してくださいね(´▽`)
以上参考になれば幸いです。(´▽`)
もしよかったらこちらの記事もご覧くださいね♪
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