登録販売者(一般用医薬品販売の資格者)って?どんな資格?稼げる?

登録販売者ってどんな資格?稼げる?

はじめに

ここでは登録販売者がどんな資格で、どんな事が出来るの?、どうやって資格を取得できるの?

メリットは?デメリットは?この資格って稼げるの?就職、転職に有利?

について解りやすく簡単にお伝えしていきたいと思います。(^^♪

登録販売者ってどんな資格でどんな事が出来るの?

簡単にひとことで説明しますと、ドラッグストア(薬局、薬店)で売っているお薬を販売するための資格です。(^^♪

実は、お薬を販売するのには資格が必要なんです!

都道府県からあなたは市販のお薬を販売しても大丈夫ですよ♪という許可を貰った人が登録販売者になることができます。ただし扱えるお薬は一般用医薬品の指定第2類、第2類、第3類の分類に区分けされた一部の市販のお薬に限ります!(それ以外の第1類や医療用医薬品を扱うには国家資格の薬剤師の資格が必要になります。)

一部とはいえドラッグストアで売っているほとんどのお薬はこの資格で取り扱えるので、今大手のドラッグストアでは薬剤師さんの勤務していない登録販売者のみで運営されているお店は非常に多くなっています。

なので登録販売者の役割は非常に大きな存在となっています。(^^♪

ただ、ひとことでお薬の販売といっても医薬品なので、お客様からは様々な質問や相談を受けますし、お薬の効能、効果、使い方、副作用、注意点などの説明をなるべく解りやすくご説明しないといけないので、簡単な事ではありません。また、難しいことに出くわせばその都度調べて正しい回答をしないといけないので、ある程度の資格者としての責任も問われます。(^^;

それでも一生懸命お客様の相談にお応えして、ご満足いただいて、お礼の言葉をいただいた時はとてもうれしく、やりがいを感じます。(^^)

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どうやって資格を取得できるの?

この資格に関しては専門学校等に通わなくても各都道府県が開催する試験に合格さえすれば登録販売者の資格は取得して登録販売者になれます。(^^♪

また、登録販売者は国家資格ではありませんが、厚生労働省が定めた制度に基づいて都道府県が実施する試験によって認定される資格となっています。(^^;

なので、県をまたいでもその資格そのものは特に問題はないです(^^;

受験資格ですが、今現在では、実務経験が無いと試験を受けられないという事もないので今となっては興味がある人は誰でも受験する事が出来ます(^^♪(2021年12月現在)

ただし、店舗管理者(店長や単独で店舗経営者)になるためには(2023年4月1日改正後)過去5年以内に通算して「1年以上」かつ「累計1,920時間以上」の実務経験と追加的な研修の修了が必要必要になります。

合格率は具体的な数字は提供されていませんが、全国平均で約40〜50%とされています。

とは言え、受験対策の通信講座や現時点で大手のドラッグストアに勤めている人はその企業の受験対策のバックアップもあったりしますでの決して手の届かない資格ではない、と考えて欲しいと思います。

現に私の勤めているお店にも主婦パートの女性が登録販売者だったりしますので、要点をしっかり押さえて覚えるべきことを覚えていけばそこまで難しい試験ではないと思います(^^♪

メリットは?デメリットは?

メリットは!ズバリ登録販売者は人の体の仕組み、健康、お薬の仕組み、などのプロフェッショナルですので、自分自身の健康や大切な家族、友人の健康の相談にも乗る事が出来ます。

例えば、旅行先でちょっと調子が悪くなった時に現地のドラッグストアで薬を買わないといけない時、そのお店の店員さんに相談しなくても自分でその時の症状に合ったものを選ぶ事が出来ます。(^^♪ ただし海外旅行の時は現地の言語が解らないと難しいので、残念ながら役に立たないかもしれません。(*´Д`)

その他にも何かしらの体調の変化があった場合は全くの素人よりもある程度の知識があるので、ネットで調べてもある程度の専門用語が理解できるので対処出来たり、病院なら何科へ受診すれば良いのか、などの判断が出来たりします。(^^♪

デメリットは、これまで私の経験上、デメリットを感じたことはありません。

強いて言えば、資格者として常に勉強していかないといけないということです。資格を与えられた以上その責任はありますので、勉強しようという意識がないと、せっかくの資格もただのペーパードライバーの様になってしいます。(^^; 資格を取ってそれで終わりではないというのが唯一のデメリットなのかもしれません。(^^;)

この資格って稼げるの!?

実は一番興味があるところは、ここではないでしょうか?(; ・`д・´)

登録販売者は稼げるか?現時点では正直に言えばそこまで稼げる資格ではないかもしれません。

一概に言えない部分もありますが、小売業のこの業界の中でみたら、無資格者に比べたら資格手当がプラスされるという程度です。パート、アルバイトで言えば時給が基本時給に50円からプラスされるなど、正社員であれば資格手当が5,000円くらいからが手当として支給される程度です。年収ベースで見てもそこまで高い資格ではないかもしれません。(企業によっても異なりますし、あくまでも小売業界での話になります)

ある意味受験資格が無く誰でも取得出来る資格なのでその辺の価値は仕方ないのかもしれません。(._.)

就職、転職に有利かというと、そこに関して言えば、ドラッグストアで働こうと考えている方にとっては、圧倒的に有利であると言えるでしょう。(*’▽’)

現在どこのドラッグストアでも登録販売者の資格を持っている人は非常に不足しているのでどうしても欲しいのです。(^^;

その理由として、今営業しているドラッグストアでも、そこに勤めている登録販売者の人がずっとその店舗で働いてくれるとは限らないのです。何らかの事情で退職される人、定年を迎えてしまう人など様々な理由でお店を去ってしまう為、その都度、登録販売者という資格を持つ人材を確保しないといけないのでどこの企業も必死で採用に力を入れているんです。(^^;

そういった理由で登録販売者が就職、転職では圧倒的に有利なんですね(^^)

登録販売者の将来性は!?

個人的に登録販売者の将来性について考えてみました。

正直なところ、今現在、登録販売者は稼げる資格ではないし、今後、稼げる資格になるかというとその可能性は低いのかな、と思います。

ですが、活躍出来る場はもしかしたら増えて来るのではないか?そんな風に思います。

例えば、調剤薬局、現在は薬剤師しか出来ない業務の補助的な役割、リスク区分の低い医療用医薬品の取り扱い、管理業務、高齢者施設での健康相談業務やお薬のアドバイス、など現状ではドラッグストアが主な活躍の場ではありますが、時代はどんどん変わっていきますし、今後どうなるかは誰にも解らないので登録販売者の活躍出来る場所は広がっていくのではないでしょうか。(*’▽’)

このお話しは以前登録販売者が年に一度受講しなくてはいけない外部研修というものがあり、その場にて一般社団法人 日本医薬品登録販売者協会の方が研修の際に話されていた事をもとに私自身の考えをまとめてみました。(^^;

現在、登録販売者の資格を持っていて、ドラッグストアで働いていたけど、辞めてしまってこの資格が活かされていないな、と考えている人も、今の職場でパッとしない人(*’▽’)も、これから登録販売者の資格を取ろうという人も、今後、活躍の場が広がる可能性は十分あるので、まだまだ希望が持てる資格だと思います(*’▽’)

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。m(_ _)m

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