コロナに感染した体験記:感染から回復までの記録

ここでは、私がコロナに感染した体験を淡々と記録したいと思います。感染から回復、そして仕事に復帰するまでの状況や症状をお伝えします。

感染した日:2022年7月31日

2022年7月31日、私はコロナに感染しました。感染した日の朝、明らかに体調が良くないと感じました。身体が重く、熱っぽく、少し喉も痛みました。体温を測ると37.5度の微熱がありました。このくらいなら働けるかなと思いながらも、会社のルールで37.5度を超えたら病院へ行くことになっていたので、病院に電話をしました。病院では、車で来てくださいと言われ、裏口の駐車場に着いたら電話で伝えてその場で待機するように指示されました。待機している間、他にも同じような症状の人が数名車で待っていました。しばらくすると、若い男性の医師が来て、問診とPCR検査を行いました。検査後、約1時間待って、再び医師が車まで来てくれました。結果はコロナ陽性で、解熱剤のカロナールを3日分処方されました。その時、薬の説明と自宅療養の期間についての説明を受け、やっとの思いで帰宅しました。会社にも連絡し、隔離生活が始まりました。初日は症状が軽く、そこまで辛いとは感じませんでした。

1日目の夜:急激な悪化

1日目の夜中から、症状が急激に悪化しました。熱は38度程度になり、意識もぼんやりしてきました。身体がだるく、喉の痛みが昼間とは比べ物にならないくらい激しくなりました。喉の奥に大きなトゲのようなものがあるような痛みで、心臓の鼓動に合わせてズキズキと痛みました。その夜は、寝たのか寝ていないのか分からないような状況で過ごしました。

2日目:つらい状況

2日目も熱は38度程度で、喉の痛みは変わらず、さらに激しい頭痛が加わり、身体のだるさもありました。1日目は少しゼリーを食べたり、スポーツドリンクを飲んだりできましたが、この日は痛みがひどく、飲み物を少し口にするのがやっとでした。ずっと横になり、少し眠ると痛みで目が覚めるという状態を繰り返しました。

3日目:悪化する症状

3日目、症状は全く変わらず、むしろ悪化しているようでした。痛みは激しく、目玉が中から外に押し出されるような痛みと、耳の奥が腫れているような痛みが加わり、全身が痛くなりました。このまま痛みが続いたら死んでしまうのではないかと感じました。喉の痛みがひどく、声を出すことも難しく、ほんの少し水分を摂るのがやっとでした。食事は全くできませんでした。

4日目:薬の追加をお願いする

4日目も症状は変わらず、病院でいただいたカロナールも底を尽きました。再度病院に電話し、医師に症状を伝え、咳と痰が出始めたため、薬の変更と追加をお願いしました。しかし、同じカロナールが5日分処方され、一回の飲む量を増やすだけと言われました。薬の知識がある私としては不満でしたが、その時は弱っていたため、渋々その通りにしました。

5日目:少しずつ回復

5日目、医師の指示通りに薬の量を増やしたからなのか、単純にコロナウイルスの増殖が収まり始めたのか分かりませんが、4日目に比べて明らかに痛みが少なくなっているのを感じました。この日はようやく少し眠れたような気がしました。

6日目:回復の兆し

6日目、咳と痰が多くなるものの、喉を始めとする全身の痛みは明らかに良くなってきました。熱も37度程度に下がりました。この日は5日ぶりに少し食事を摂ることができました。おかゆを食べたのですが、久しぶりの食事はとても美味しく感じました。

7日目:ほぼ元気に

7日目、6日目の夜からよく眠れるようになったためか、咳と痰以外はほぼ無くなり、熱も平熱になりました。5日間まともな食事を摂っていなかったため、体重が7キロほど落ちていました。この日からは普通の食事を摂ることができました。

8日目:仕事復帰の準備

8日目、痰の絡む咳が出るものの、仕事もできそうなくらい心は元気になっていました。しかし、ずっと寝ていたため、筋力が衰えているのを感じました。

9日目:日常生活の再開

9日目、咳は変わらず続いていましたが、身体は疲れやすくなっている感じがしました。後遺症が残るのではないかという不安がありましたが、仕事復帰のために家の中で掃除をしたりと活動を始めました。

10日目:仕事復帰

10日目、咳は変わらず続いていましたが、体力的なことや集中力、記憶力に不安がありました。私の仕事は体力も頭も同時に使うため、復帰後すぐに元通りの仕事ができるのか心配でした。

仕事復帰後の状況

仕事復帰後、しばらくは咳が残り、休んでいたため頭も上手く働かず、考える力が落ちているように感じました。また、身体は疲れやすく、明らかに体力が落ちていると感じました。そのため、サプリメントやビタミン剤を復帰後3ヶ月くらい飲み続け、やっと元の状態に戻ってきたように思います。咳に関しては市販薬も試しましたが、劇的に改善しなかったため、別の病院に行き、ステロイドの吸入タイプの喘息の薬をいただきました。その薬を1週間続けたところ、ようやく咳も治まりました。

感染を通じて学んだこと

コロナに感染して思った事は、人によってはかなり辛い症状が出て治ってもしばらくは完全に元通りにならないという事が解りました。この様な症状では元々体力や免疫力の弱いご高齢の方や持病のある方は命を落とすのも無理はない、と思いました。 大切なのは、コロナにせよ、インフルエンザにせよ、普段から免疫力を落とさない様、身体の自己管理に気をつけるべきであると思いました。

また私が感染した時は急激に感染者が増え、病院もその対応に追われて医師の方々も疲弊している様子でした。その様な状況だと医師もこちらの細かい要望に応える余裕も気配りも出来なかったのではないかと思いました。今思い返すと私を診察してくれた若い医師もベテランではなかったし、不慣れで、混乱し、疲弊していたのかもしれません。ただあの時の喉の痛みには違った薬でアプローチしていたらもう少し楽になっていたのでは?と思ってしまいます。私の場合だと抗炎症剤にトラネキサム酸辺りを使用した方が良かったのではないか?とそんな思いが残りました。

まとめ

幸いなことに、私は感染後大きな後遺症もなく、命を落とすこともなく、仕事にも復帰できました。休んでいる間も有給扱いにしてもらえ、医療費もゼロで、医療保険からもお金が出たので、本当に不幸中の幸いでした。この体験が、他の人にとって何らかの参考になればと思い、記録として残しました。コロナにかからないように、みんなで気をつけて過ごしましょう。

この体験談が単なる記録ではなく、何らかの参考になれば、と思い記録として残しました。(*´Д`)

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