このコーナーで解ること
風邪薬は、私達の日々の生活の中でもしかしたら最も身近で割と小さい頃から飲まれているお薬の一つかもしれません。
また実際ドラッグストアのお薬のカデゴリーの中で一番売れているのも風邪薬です。
その風邪薬に関するよくある質問と解説を簡単に解りやすくまとめてみたいと思います。
風邪薬の種類って?
一般的にドラッグストアで買える風邪薬というのは、
総合感冒薬
(いわゆる総合の風邪薬、解熱鎮痛剤薬と咳止めと鼻炎薬の主に3つが入ったもの)
解熱鎮痛剤
(いわゆる、熱さまし、痛み止め、頭痛、これらの症状抑えてくれるお薬になります。有名なところで、バッファリン、ロキソニン、イブA錠などがあります)
咳止め薬(鎮咳薬)(その言葉通り、せき、たん の症状抑えてくれるお薬になります)
鼻炎薬
(鼻水、鼻づまり の症状抑えてくれるお薬になります)
一般的に風邪薬というと総合感冒薬のことを言います♪
どうやって選んだらいいの?
おそらくみんなそこを一番悩まれると思います。
最近の総合の風邪薬は大まかに二つに分けれられます。
1,常備薬用
家族で幅広い年齢層で使う予定のもので、取りあえず備えておこうという目的のもの
2,症状特化型
風邪の症状は人それぞれ、また症状は初期、中期、後期によって変わっていきますので、総合だけど熱と痛みに特化したもの、総合だけど鼻水、鼻づまりに特化したもの、総合だけどせき、たんに特化したもの、という様に何かの症状に力をおいて作られているお薬なので今つらい症状を何とかしたい人はこの中から選ぶと良いでしょう。
なので目的によって、まず、どれなのか?を選びましょう(^^♪
自分が探しているのは家族で使う常備薬なのか、今つらいその症状をなんとかしたいのか、のどちらかをはっきりさせましょう♪
では、家族で使う常備薬はどれを選べば良いの?ですね、これに関してはあくまで参考までに有名どころになりますが、ルルA錠、パブロンゴールド、ジキニン顆粒、パイロンPLシリーズ 等になります。
ちなみにこれらのお薬はずーっと昔から処方内容があまり変わっていないので、効き目は弱めです…。(._.)
もう少し効き目の良いものが欲しいよ、というのであればそれぞれのブランドにもう少し効き目の良くなったものもありますでそちらを選ぶと良いと思います。
ただしその分お値段もやや高めになりますのでご了承ください。(^^;
今つらいその症状をなんとかしたい場合どれを選んだら良いの?ですが、こちらもあくまで参考までに…、
熱、のどの痛みには、銀色のベンザブロック(のどの痛み、タケダ)、青色のベンザブロック(熱、タケダ)、エスタックイブ(エスエス製薬)、オレンジ色のストナアイビージェル(佐藤製薬)、ルルアタックEX(のどの痛み、第一三共ヘルスケア)、ルルアタックFX(熱、第一三共ヘルスケア)
鼻水、鼻づまりには 黄色のベンザブロック(タケダ)、白色のストナジェルサイナス(佐藤製薬)、緑色のルルアタックNX(第一三共ヘルスケア)
せき、たんには 黄色のストナプラスジェル(佐藤製薬)、ルルアタックCX(第一三共ヘルスケア)これらのどれかは、たいていのドラッグストアで置いてあると思います。
これらを見て解るかと思いますが、熱、のどの痛みのお薬の種類が多いですね、
という事はその症状でつらい人が多いという事なんですよね(^^;
風邪の症状は人によって様々ですが、
のどの痛み → 熱 → 鼻水、鼻づまり、→ せき、たん
の順で症状が変化する事が多いようです。
(もちろん人それぞれなので一概には言えませんが)
なので、一番初めの症状の、のどの痛み、熱、に力を置いた風邪薬が多いようです。(^^♪
では、これらが全部そろっているドラッグストアではどれを選んだら良いの?ですが、これらの場合は、もうそんなに大きな差はありませんが、やはりお薬というのは人によって合う、合わないがあるようですので、自分に合った製薬会社があればそこのお薬を選ぶと良いかと思います。
普段ほとんどお薬を飲まない人は、思い切って 薬剤師、登録販売者、のスタッフさんにどれが良いか聞いてみると良いと思います。(^^♪
どうしても誰かに相談したくない場合、一概には言えませんが、最近の風邪薬にはパッケージにそのお薬が一番力を置いている効能が大きく書かれている場合が多いので、そこを目安にするのも一つの方法かと思います。
ただし外れる場合もありますのでご注意ください(^^;
プライベートブランドの薬って効くの?
この質問もよく聞かれます。
ぶっちゃけどうなの?をお答えします。
ぶっちゃけると、有名メーカー品とさほど効果の差は無いはずです。
つまり充分効きます。(^^♪
もしも、差があるとしたら製剤方法等が異なったりするので、ほんの少しだけ違いはあるのかもしれません…。(._.)
たまにPB品は効かない、という人に出くわしますが、正直そこまで明確に解るものなのか疑問なところです…。(^^;
また、大手のドラッグストアでは、そのほとんどがチェーン店独自のプライベートブランドの医薬品を扱っています。
プライベートブランドは低価格で有名製薬会社と同等の内容のお薬だったりするので、有名製薬会社にこだわらなければ安くて良いお薬を購入する事が出来ます。
私個人の意見としては、プライベートブランドの方が良いと思います。(^^;
理由はプライベートブランドとはいえ、実は有名メーカーが作っていたり、無名でも実は病院で使用しているお薬を作っている老舗メーカーだったりと、単に知られていないだけの場合もあります。
それ以前に日本のメーカーであればまず問題はないのではないかと思います。
(日本のお薬に関する法律は世界的に見ても非常に厳しく、お薬を作る基準も非常に厳しいものだからです。)
プライベートブランドに関しては購入する側も安く購入出来るし、販売するお店側にとっても自社の商品の方が利益が出るのでお互いにとって良い結果になります。(^^♪
自分が普段利用しているお店が好きなお店であれば応援する意味も込めてプライベートブランドを購入するのも良いと思います(^^♪
総合感冒薬以外の薬はどんな時に使うの?
では、先程の総合感冒薬以外の解熱鎮痛剤、鼻炎薬、咳止めはどんな時にどんなタイミングで必要になるの?ですが…。
解熱鎮痛剤は、本当の風邪の初期で症状も微熱か軽いのどの痛み、風邪とは関係のない頭痛、体の痛み、生理痛、歯の痛み、関節痛、など様々な痛みに使われると良いと思います。
鼻炎薬は、主にアレルギー性鼻炎(花粉症)で使用されることが多いです。風邪の初期で鼻水だけの症状で使用しても良いです。
咳止め薬(鎮咳薬)は、これもまたアレルギー性の咳、もしくは、風邪の後期症状で咳だけが残って長引いたりすることもありますので、そんな時に使用すると良いと思います。
また、これらに関しては別途で詳しく解説していきたいと思います。
以上お役に立てたら幸いです( ´ ▽ ` )
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