「最近ずっとお腹が苦しいんです…」
ドラッグストアで働いていると、こんな相談を本当によく受けます。
「ガスが溜まる」
「便秘なのに急に下痢になる」
「病院に行くほどじゃない気もするけど、ずっと不快」
「朝からお腹が張ってしんどい」
実はこれ、かなり多い悩みです。
しかも厄介なのが、周りに相談しづらいことなんですよね…。
お腹の話って、どうしても恥ずかしい。
でも、本人にとっては毎日かなりつらいんです。
私自身も店長業務でストレスが重なった時期、胃腸の調子が一気に崩れるときがあります。
会議前にお腹がゴロゴロ…。
休憩もまともに取れず、食事時間もバラバラ。
気づけば「下痢→便秘→また下痢」の繰り返しでした。
「体って正直だな…」と、その時かなり痛感しました。(^^;)
今回は、そんな「お腹の不調」について、現役ドラッグストア店長の視点でわかりやすくお話していきます。

お腹が張る・ガスが溜まる原因とは?
腸は“ストレス”にかなり弱い
結論から言うと、お腹の不調は「腸の動きの乱れ」が大きく関係しています。
腸は、実はかなり繊細な臓器です。
緊張するとお腹が痛くなる人、いますよね?
あれは気のせいではありません。
腸は「第二の脳」と呼ばれるほど、自律神経と深く関係しています。
ストレスや疲労、睡眠不足が続くと、腸の動きが乱れやすくなります。
すると…
- ガスが溜まる
- お腹が張る
- 便秘になる
- 急に軟便になる
- お腹がゴロゴロ鳴る
こういった症状が出やすくなります。
特に真面目な人、頑張りすぎる人ほど、腸に影響が出やすい印象があります。
便秘と軟便を繰り返すのはなぜ?
腸がうまくコントロールできなくなっている
本来、腸は一定のリズムで動いています。
ですが、
- 不規則な食生活
- 早食い
- ストレス
- 冷え
- 睡眠不足
- 運動不足
こういったものが重なると、腸の動きが極端になります。
動きが鈍くなると便秘。
逆に過敏になると軟便。
つまり「腸が安定していない状態」なんですね。
特に最近は、仕事や人間関係のストレスで胃腸が乱れる方がかなり増えています。
ドラッグストアでも、
「とりあえずキャベジンまたは正露丸をずっと飲んでる」
「飲んでも、食べても、食べなくてもお腹が張る」
というお客様は本当に多いです。
考えられる病気にも注意
長引く場合は“ただの不調”ではないことも
ここはとても大切です。
お腹の不調はよくある症状ですが、中には病気が隠れている場合もあります。
例えば、
- 過敏性腸症候群(IBS): ストレスなどで腹痛や下痢・便秘が続く病気
- 大腸炎 : 大腸に炎症が起こる病気
- 潰瘍性大腸炎 : 大腸の粘膜に炎症とただれが起こる慢性の病気
- クローン病 : 口から肛門までの消化管に炎症が起こる病気
- 大腸がん : 大腸にできる悪性の腫瘍
- 胃腸炎 : 胃や腸に炎症が起こる病気
- 乳糖不耐症 : 乳製品の糖をうまく消化できない状態
などです。
特に注意したいのは、
- 血便がある(黒っぽい便、ドロッとしている)
- 急に体重が減った
- 強い腹痛が続く
- 夜中も痛む
- 発熱がある
- 40代以降で急に症状が増えた
こういった場合です。
この場合は、市販薬だけで様子を見るより、早めに医療機関へ相談した方が安心です。
「大丈夫かな…」と不安を抱え続けるストレスも、腸には負担になりますからね。
今日からできるお腹の整え方
まずは“腸を落ち着かせる”ことが大事
お腹の不調は、「何かを足す」より「負担を減らす」方が大事なことがあります。
私がお客様にもよくお伝えするのは、まずこの辺りです。
食事は“ゆっくり”食べる
早食いは空気も一緒に飲み込みやすく、ガスが増えやすくなります。
忙しい人ほど難しいのですが、意識して噛む回数を増やすだけでも変わります。
冷たいものを摂りすぎない
胃腸は冷えに弱いです。
特に、
- アイス
- 冷たい飲み物
- 冷えたお酒
を続けると、お腹が不安定になる人もいます。
温かいスープやお茶、白湯だけでも、かなり違う場合があります。
(でも、現実的にこれ↑を我慢するのは、それはそれでストレスですよね…、(>_<)なので絶対に摂ってはいけないのではなく量を減らしたり回数を減らしたりすることからまずは始めてみましょう!)
整腸剤をうまく使う
ドラッグストアでは、
- 乳酸菌
- ビフィズス菌
- 酪酸菌
などが入った整腸剤が人気です。
ただ、実は「相性」があります。
ある人には合っても、別の人には合わないこともあります。
数日〜1週間くらい試しながら、自分に合うものを探すのがおすすめです。
ちなみに私自身は、整腸剤を飲み始めてからかなりラクになりました。
もちろん完全にゼロにはなりませんが、「以前より安心して生活できる感覚」がかなり違いました。

ストレス対策は“サボり”ではない
ここ、すごく大事です。
真面目な人ほど、「休むこと」に罪悪感を持っています。
でも、腸は本当にメンタルの影響を受けます。
- 深呼吸する
- 湯船に入る(体を温めることは実はとても大事、免疫力も向上します)
- 少し歩く
- スマホ時間を減らす
- 好きな音楽を聴く
- 寝る前に食べない
- 食べ過ぎ、飲み過ぎない
そんな小さなことでも、腸には意外と効果があります。
私自身、忙しい時期ほど「ちゃんと休む」を意識しないと、お腹にすぐ出ます…(^^;)
年齢を重ねるほど、体は無理した分だけサインを出してくるんですよね。
お腹の不調は「頑張りすぎ」のサインかもしれません
お腹の不調って、見た目ではわかりません。
だからこそ、周りに理解されにくい。
でも実際は、かなり生活の質を下げます。
仕事中も気になるし、外出も不安になる。
食事すら楽しめなくなることもあります。
だから、「たかがお腹の不調」と軽く見ないでほしいんです。
体は、無理を続けると必ずサインを出します。
もし今、
「最近ずっとお腹の調子が悪いな…」
と思っているなら、一度ゆっくり自分の生活を振り返ってみてください。
完璧じゃなくて大丈夫です。
まずは今日、
温かい飲み物を飲んで、少し早めに休む。
それだけでも、腸は少し安心するかもしれません。(´▽`)

💬やまの小話
今回のお話はいかがでしたでしょうか?(´▽`)
実は今回このテーマを取り上げたのには、少し理由があります。
というのも、私自身が昔からかなりお腹が弱いタイプなんです。(^^;)
緊張するとすぐお腹が痛くなる。
しかも「今すぐトイレに行けない状況」になるほど悪化する。
これ、同じ人ならすごくわかると思うんですが、本当に恐怖なんですよね…。(-_-)
子どもの頃のバス遠足や修学旅行…。
「自由にトイレへ行けない」
ただそれだけで、お腹がゴロゴロし始める。
「あ…やばいかも…。」
そう思えば思うほど悪化するんです…。(;゚Д゚)
特に思春期の頃はかなりつらかったですね…。(*´Д`)
授業中、急にお腹が痛くなって教室を出る。
たったそれだけのことでも、当時の私にはものすごく恥ずかしかったんです。
しかも、自分の好きな子に知られるのが本当に嫌で…。(*´Д`)
「またトイレ行ったって思われるかな…」
「変に思われたかな…」
今思えばそこまで気にしなくてもよかったんですが、当時の私には人生を左右するくらい大きな悩みでした…。
学校へ行くのが嫌になった時期もありましたね…。(._.)
ただ、当時は今ほど「過敏性腸症候群(IBS)」という言葉も知られていませんでした。
病院へ行っても、お医者さんからは
「性格が神経質だからだね…(笑)」
と言われることが多く、はっきりした説明も薬もありませんでした。
良く解らないものすごくマズイ漢方薬を飲み続けたこともありましたが、私の場合はまったく改善しませんでした…。
今思うとあれはいったい何だったんだろう???って思います。(;・∀・)
今の私ならどんな薬でどんな薬効なのかすぐに解るんですけどね~。(^^;
だからこそ、今同じように悩んでいる人に伝えたいんです。
アナタだけじゃないですよ、と。
実際、ドラッグストアで働いていると、
「人前に出るとお腹が痛くなる」
「電車通勤、バス電車、ツアー旅行が怖い」
「会議前に毎回お腹を壊す」
そんな相談は本当に多いです。
特に現代人はストレスが多い。
大人も大変ですが、学生さんもかなり頑張っています。
SNS、人間関係、勉強、試験…。
頭では平気なつもりでも、腸はちゃんとストレスを感じ取っているんですよね。(*´Д`)
先程も言いましたが、そんな私がかなり助けられたのが「整腸剤」でした。
もちろん人によって合う・合わないはありますが、腸内環境を整えることでかなりラクになった実感があります。
あと意外と大事なのが、
「またお腹痛くなるかも…」
と考えすぎないこと。
これ、本当に難しいんですが…、腸ってメンタルにものすごく影響されるんです。
だから最近は、
万が一の時のトイレの位置とそこへ向かう最短ルートの確認とトイレに行くために誰に何と言って抜けるかをあらかじめシュミレーションしておくことです。
そうしておくことで
「まぁなんとかなるかなぁ~」
と思えるようになれます。(^^;)
すると不思議と、昔よりかなり落ち着くことも増えました。(冗談抜きでけっこう効果あります)
もし今、
昔の私と同じように悩んでいる人がいたら。
無理に「気にしない」は難しくても、
「同じ人は結構いるんだな」
と思って、万が一の時のシュミレーションも実践してもらえたら嬉しいです。
腸が弱いのは、甘えでも根性がないでもありません。
頑張っている人ほど、腸に出やすいこともありますからね。(´▽`)
以上参考になれば幸いです。(´▽`)
今回もお気に入りの景色の写真を一枚載せますね。(^^;

今回のお話しとあまり関係ないですが、こちらの記事も、もし良かったらご覧くださいね(´▽`)


コメント